【農事(作事)日誌】2月14日(睦月十四日)

七十二候:魚上氷(うおこおりをいずる)
寒さの中でも、もう春の気配をあちこちで感じる。日中の時間は時々刻々と伸び、冷たい風や雨にも、微妙な春の気配を感じる。そんな今日この頃ですね。

日出:06:27
南中:11:53
日入:17:18

月出:14:45
南中:22:18
月入:05:45(2月15日)

天気:晴れ時々くもり
気温:0℃〜9℃
風: 北北東 5メートル

作業:(作事)

使用具:

資材:

本日の購入品:
高速道路利用
さくら土浦〜三郷:1,620円(中型車)
首都高:1,410円(中型車)
以上は昨日分(2月13日分の記入漏れ分を記す)

備考:
今日は、鉾田市役所へ「行政手続法に基づく『行政処分の求め』の申出書」を提出しに行った。
総務課行政係長が対応に出て、比較的順調に受け取ってくれて、受領印ももらった。

そのあと、Sさん、Sさんの子ども、こ〜すけくん、けんとくん、Aさん、米ちゃんと一緒にお昼を食べた。そのあと、米ちゃんの自然農農園を見学してきた。
彼は、6年前から、子どもたちの遊びの場を提供しようと、自然農の畑を作りながら、子どもたちのためにいろいろな楽しいものを作ってきたという。その中でもオラが最も驚いたのは、大きくて深い穴。ただの穴。
なんと子どもたちは一所懸命になって穴を掘ったらしい。井戸を掘るのが目的だというが、子どもたちは穴掘りが好きだ。それで、オラも小さい頃のことを思い出した。そう、空き地に秘密のトンネル基地を掘って掘って、迷路のように掘ったけ・・・
泥だらけで家に帰って、叱られたか?
それは忘れたが、ともかく、興奮して穴を掘ったっけ・・
米ちゃんの農園の周辺を案内してもらったが、美浦村よりも耕作放棄地の多いことにびっくりした。本当に、このまま日本は農地から消滅していってしまうんじゃないだろうか?
そんな感慨に浸った。食糧を海外からの輸入に頼り切り、いざとなれば日本人は飢え死んでしまう。そう、病院のベッドでたくさんの管に繋がれた瀕死の病人。それが、今の日本の姿だ。
チューブの栄養を止められれば、即死する。

そんなことを考えながら、今度は涸沼の夕日を見に連れて行かれたが、オラは全く誤解してたよ。涸沼イコール涸れた沼、とばかり思い込んでいたが、なんと、水が豊かで、しかも汽水域だという。
遠く筑波の峰に沈みゆく夕日を眺めて、この景色だけは美しく、昔と変わらないでいるのだろう。そう思うと、それが、かえって、荒廃する今の日本の姿とダブリ、悲惨な思いがいっそう増してくる。

以上

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