【農事(作事)日誌】 卯月十五日

日出:04:33
南中:11:35
日入:18:38

月出:17:39
南中:23:03
月入:04:19(5月16日)

天気:くもり
気温:14℃〜20℃
風:東南東 2m

作業:(農事・作事)
稲の種蒔き

使用具:
軽トラ
板レーキ
スコップ

資材:
焼き土
くん炭
ビニールシート
トンネル支柱

備考:
首尾よく芽出しした種籾を苗代に蒔く日がいよいよ到来した。苗作りの再チャレンジの日だ。今日は特別念入りに鹿嶋さまにお祈りした。

くみあるさんが筑西市からわざわざ一時間以上もかけて応援に駆けつけてくれた。ありがたいことに、お菓子やお昼ご飯まで用意して応援に来てくれる。
初めての経験でまだ田んぼの様子がわからないからだろう、短い「長」靴?で田んぼにハマり、ころび、腰から下、泥だらけになって苗代の整地から、トンネル掛けまで手伝ってくれた。そんなくみあるさんに、田んぼの近所の人から「パンツ一丁になってやれ!」などと冷やかしが入る。
「そこまでのサービスはできねぇよ!」と応じるオラ。
泥に足を取られ、それでもくみあるさんは結構楽しそうだ。

一人でこの作業は到底完了できなかっただろう。ありがたかった。
くみあるさんは美浦のまぁるい地球のホームランド会員として自ら名乗りを上げてくれた。マールの仕組み、会員の仕組みを早急に詰めていかなくてはね。

くみあるさんは午後からネット講習があるということで、戦線離脱。その代わりに午後からは神栖の華さんとゆづきちゃんが参戦。
ゆづきちゃんの活躍にはびっくり。覆土作業(280kg分の焼き土)をオラと協働で、ゆづきちゃが半分をこなしてゆく。「5歳の幼児」ができることの大きさに驚かされた。
今何枚の短冊(一枚の苗代)を覆土した、あと何枚の短冊を覆土しなければならないか、こうしたことをちゃんと考えながら仕事をする。そして、テキパキとオラに指示を出しながら?苗代に蒔かれた種籾に覆土していく。田んぼに浮かぶソリに乗りながら覆土していく、そんな遊びをしっかり楽しむことも忘れない。田んぼ仕事をしながらも、ゆづきちゃんは、ちゃんと子供の仕事もこなして行く。大したものだなぁ〜とオラは感心するばかり。

くみあるさんと華さんの応援、いやゆづきちゃんと、三人の応援がなければとても種蒔きは出来なかっただろう。

以前の日本の農村社会には普通に「結(ゆい)」という名で、こうした共同作業を扶助しあう仕組みがあったという。そんな結の仕組みがここに実現されている。

以上

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