【農事日誌】 12月12日(霜月九日) 七十二候:熊蟄穴(くまあなにこもる)

日出:06:39
南中:11:32
日入:16:25

月出:12:43
南中:18:43
月入:00:52

天気:晴れ時々曇り
気温:14℃
風:南西 3メートル

作業:
1 堆肥作り(継続)
2 テント(集会施設用)移動
悟空・みづりん・たけ・まみ

使用具:
熊手

集草袋
セットハンマー

資材:
枯葉(神社から頂いたもの)
籾殻(清原氏から頂いたもの)
草(現地調達品)
糠(みづりん・悟空の自宅から出たもの、森永さんちのコイン精米所から頂いたもの)

本日の購入品:

備考:
村社参拝・清掃

今日はみづりん、たけ、まみが来園した。堆肥作りとテントの移動を行い、駐車場スペース造作の準備をした。

明後日(12月14日)午後、雨が降る予報なので、明日中に堆肥の準備を完了させ、堆肥の水分補給は、その時の雨に期待して、堆肥の水分量を調整するつもり。含水率は60%が最適と言われるが、「強く握ると指の間から水が滲み出るが滴らない」程度で、「手の上で塊になるぐらい」が丁度いいと言うことだ。が、まだ、井戸が掘れていないので、14日の雨に当てて、15日の朝にはジュートで覆い、遮光するつもりだ。

ともかく、堆肥の主役は「微生物」さま。微生物が暮らしやすい環境を整えてあげなくてはならないわけだ。
それでは、微生物が暮らしやすい環境とは、どんな環境なのか?といえば、窒素と炭素の比率が1:20〜30だそうだ。
この堆肥を作ってくれる微生物とはどんなものなのか?
それが、よくわかっていないらしい、というか、種々の条件の違いによって、特定するのは、かなり困難らしい。さまざまな細菌、真菌、放線菌など、いろいろな種類が堆肥化の各段階で、それぞれの役割を果たしているらしい。
堆肥化の第一段階の糖分解期では連鎖状菌や細菌により好気的に分解され、
第二段階のセルロース分解期では温度は60〜80度にもなり、高温菌の好気性放線菌と嫌気性のセルロース分解菌が混在する。そのために水分の調整と切り返しによる酸素供給が必要になる。(ということは、温度の変化を観察して、切り返しの時期を決めたら良い、ということか!)
そして最後の第三段階のリグニン分解期では、堆肥の色が褐色から黒色に変化し、いろいろの種類の微生物、例えばキノコ類やミミズ、ダンゴムシなどの小動物がその役割を果たすという。
なんということだろう!
微生物の働きと、その働きを利用した先人の智慧には、感服します

土下座

‍♂️

以上

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